【魚 標本】ワカサギのグリセリン標本の作り方。

生き物
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こんにちは、テトラです。

本日はスーパーで購入したワカサギを使用して、魚の本来の色、質感を残したまま保存することができるグリセリン標本を作製しました。

まだ最善な処理方法、保存期間などが不明な方法であるため、この記事を参考に標本作成を行う場合は不完全な方法であることを考慮した上で行ってください。

以前にも他の魚を使用して標本を作製した様子も記事にしていますのでこちらも併せてご覧ください。

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グリセリン標本について

  • 色彩を残したまま保存可能
  • 危険な薬品を使用せずに作成可能
  • 質感を残したまま保存可能

と、簡単にグリセリン標本の特徴をまとめてみました。

本来よく見られるエタノールに漬けられている液浸標本はその色彩が全て抜けてしまうため、生きている状態の色彩を見ることができません。

しかしこのグリセリン標本であればその色彩をそのまま残すことができます。問題点としては最適な処理方法や、どれくらい保存することが可能かわかっていないことでしょうか。

本記事におけるグリセリン標本について

本記事におけるグリセリン標本は本来のグリセリン液に漬けておく保存方法ではなく、常温の室内に放置し、なおかつ触ることのできる標本の作製を目標としています。

標本作成の手順

ここでは本記事で行っている標本作成の手順を簡単に説明していきます。

まず、魚の腐りやすい内臓、血はすべて除去し、しっかりと洗浄します。

以前行った方法では、大きめの魚を使用した関係上、身の部分もある程度除去していますが、今回は魚が小さかったため、内臓と血のみの除去にしました。

これらの処理が完了した魚を一度エタノールに2時間ほど漬け込み、脱水作業をしていきます。この作業は以前までには行っていなかった作業ですので、多少実験的であることはご容赦ください。

その後、そのままグリセリン溶液に2日間ほど漬け込みました。ここで魚の中にグリセリンを浸透させていきます。

その後流水で3分ほど洗浄し、乾燥させて完成となります。

お好みで内臓を抜いた部分に綿のようなものを詰め、穴を縫い付けてもよいです。

簡単に説明するとこのような手順で今回は行いました。

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今回はワカサギを使用した。

さて、もうすでに述べたのですが今回の標本作成にはワカサギを使用しました。

理由としましてはサイズが小さいこともありグリセリンが浸透しやすく、作業も楽、そしてたまたまスーパーで見かけたのでワカサギを選択しました。

以前使用したカジカ、アユ、牡蠣の内、アユと少し似ていますが作業工程は変わっていますので、興味があれば前回の記事もご覧ください。

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作成風景

それではここからは簡単に作成風景をお見せします。

今回使用したワカサギたち、内臓は抜いてあり、鱗も除去してあります。

このように中までしっかりと洗浄します。

次にエタノールに2時間ほど漬け込みました。

ここで少し失敗したのですが、エタノールから上げた後、ワカサギがこの形から動かせなくなってしまいました。

手ごろな容器がなく、この容器を使用してしまったのですが、保存したい体勢で漬け込むことのできる容器を用意することをお勧めします。

さて、エタノールに漬け終わったワカサギたちをそのままグリセリン液に漬けていきます。

先ほど述べたように形が曲がった状態で決まってしまっています。。。

グリセリン液には2日ほど漬け込みました。

その後空の容器に移し、水道水を3分ほど流し洗浄して乾燥させました。

そして完成品がこちら…

メザシ? なんだかそのまま食べてしまいそうです。

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完成した標本の状態…

素手で触ってもグリセリンで手がべたつくこともなく、腐っている様子もありません。

触った感じはやはりエタノールの影響か少し本来より硬くはなっていますが動かすにはあまり問題のない範囲となりました。

今回はおおむね成功と言っていいでしょう。

以前作成した標本の改善点をあらかたクリアすることができたと思います。

今回、腹部の縫い付けは行っていないのですが、エタノールに漬けた影響で少し強度が増したようで、縫い付けも問題なく行うことが出来そうです。

以前作成した標本についてまとめた記事もありますので、こちらをご覧ください。

さて、今後の予定ですが当面は今回作成した標本の保存期間や強度を調べるとともに、また違った魚を用いて、標本を作製していきたいと思います。

また作成した際には、その様子を記事にしますのでその時は是非またご覧ください。

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